息子に逢いに行ったことで、互いに、辛くならないか?
息子は私に逢ってどう思うのか?
迷った。
だけど思い切って息子の居る家庭学校の担当の先生に電話をし
今、旭川に居るのですが夏休み帰省させてあげられなかったですし
私の身体のこと、仕事もしてますし、旦那は、学校を出れる日まで息子に逢う気はないと言っています。旦那には内緒なのですが
息子に逢いに行ってもよろしいでしょうか?行事で時間ないでしょうか?
旭川から遠軽まで2時間ほどで到着すると思いますので、これから行ってもよろしいでしょうか?
と聞くと
先生:まだ夏休み期間でありまして、帰省で、自宅から、こちらに、お子さん達を送り届に来る、親ごさん来ますし大丈夫ですよ
と、温かい対応してくれました
少し緊張しながらも大雨の中、紋別郡遠軽町へ向い
遠軽に入ってから、生協に寄り
息子の好きな、カロリーメイトのチーズ味2個、オロナミンC 6本バック
缶ジュース10缶、チョコレート、スナック菓子、ミニカップメンの詰め合わせ、ビーフージャーキー
そして足りないだろうと衣料品コーナーに行き
靴下、下着、シャツ、スエット、ジャージ上下、ロングTシャツなどを沢山買った。
家庭学校の門が見えた。
思ったよりも敷地が広い。自然と、お花と、犬に囲まれ
息子の居る桂林寮の場所が、わからず車を降り
門から近い寮へ行き聞いた。
一番、奥の寮が桂林寮になります
ナナ:ありがとう御座います
到着した。
皆、子供達、頭を下げこんばんわ~と挨拶をしてくれた
電話で、お話した先生が出て来た。
ナナ:ゆうやの母です。お世話になってます。
先生:どうぞ、お入り下さい。
ゆうや~お母さん来たよ~
息子が来た。喜んで涙ぐんでいた。
敬語使い、目が優しくなり、大人っぽい顔になり半年で、こんなに変わってと驚きと喜びと感動と
私は息子を抱き締め頬にキスをした。息子は照れていたけど喜んでいた。
寮母さんが、どうぞ~とコーヒーを出してくれた。
凄く温かい人達ばかりです
息子: 先生から、お母さん来るよ!と言われ、それまで寝てたから夢かと思い、ホッペつねった。今も夢のようです。
母さんに逢えるから嬉しくて、当番の風呂の牧割りして、終わる頃には来るかなと、ワクワクしながら牧割りしてたんだぁ~でも4時頃、着くハズなのに遅いから不安になってた。
ナナ: あはは~そうかい。遅くなったのは、沢山、差し入れ選んでたからだよ
見てごらん。
沢山の差し入れに喜んだ息子は
ありがとう御座います
と言ってくれた。
息子: ジャージやTシャツ穴開いて頼んだら縫ってくれるんだけど、さすがにパンツは恥ずかしくて、穴開いたまま、はいてるんだよね
見るとパンツが破けてる。。。可哀想に。。
息子: 母さんが買ってきてくれたパンツ助かります。
ナナ: もっと買ってきてあげればよかったなぁ~今度郵送するよ
そして毎月800円だけ先生が預かり、好きな物買いに連れて行ってくれるらしく
千円渡した
息子: いいよ!いいよ!沢山買ってきて逢いに来てくれたんだし、それに、お金は自分で管理出来ないし先生に預けることになってるし
毎月800円までと決められてるし、でも、その他の、お金は貯金しておいてくれるんだよね
ナナ:じゃあ先生に預けて好きなCDレンタルするお金に使ったりしなさい。
息子: はい。ありがとう御座います
母さん、見てほしい物あるから、俺の部屋に来て
ナナ: どれどれ。
4人部屋になってる
自衛隊の寮みたいな作り、窓からは、牧が見え
ナナ: あの牧で、お風呂炊いたり、ストーブ炊いたりするんだ?
息子:正直辛い。。何時ここから出れるの?部屋にはストーブないし冬凄く寒い。でも母さんからもらったマリア様の絵、汚くならないようにビニールに入れベットの机の壁に張ってるんだぁ~そして母さん、弟、妹の写真も
ナナ:ほんとだぁ~
感激した。
息子: 部活は合気道入ってる。ナイフを持って、向って来た人の避け方も習ってる
ナナ: 男らしい部活入ったんだね~ここに来て料理も出来るようになったの?
息子: うん。主婦が作るような料理は出来るようになったよ!最初、包丁の持ち方で、危ないーーーー!!!!って凄く怒鳴られたけど
ここに来た時、玄関で、先輩達が新人か!みたいな顔で睨んできて、ノコギリや、ナタ持ってるし、俺どうなっちゃうんだろう?って不安になったし
慣れない生活、監視生活、命令、合わない奴やらで、喧嘩もしたし
気狂って、自分の頭でガラス割ったこともある。
ナナ:頭でガラス割った?よく怪我しなかったね~だけど、わはははは~
寮の中、沢山見て歩いた
途中先生が来て
お母さん夕飯食べていかれませんか?
最初は断ったけど、お言葉に甘えて夕飯のハヤシライスを息子と一緒に食べた
美味しかった。相変わらず食が細く、身体も細い息子
ナナ: 沢山食べないと体力持たないよ~
息子:うん。でも、ここに来てから、ほとんど風邪引かなくなったんだよ!一度だけ高熱で寝込んだけど、それから大丈夫
ナナ: たくましくなったね
息子: 妹や弟に逢いたいな~
ナナ: あいかはね!バイトし出したよ!元気だよ!ちびも元気すぎるほどに元気
携帯の写真を見せたら、息子は喜んで、あいか!^^ちびのことも可愛いな~
もう兄ちゃんのこと忘れられてるだろうな。。。。と寂し気な表情をした息子
息子:あいか偉いな~俺も見習わなきゃな。。。。仕事勝手に辞めたこと、ここに来て後悔してる
ナナ: でもここで頑張ってるし、根性もつくし、出て来てからも仕事だってなんだって誰にも負けないくらいになるよ!ちびだって、忘れてないと思うよ、数も数えられるようになって、ひらがなも読めて、大人くさいことも沢山、話すようになったんだよ~
息子: 可愛いな~可愛くて自分は、おにぎり一個した食べれない日あったけど、弟に、車買ってあげたし、でも次に見た時、もう壊されてて、がっかりした。
ナナ:あはははは~~そうだよね~よくお菓子や車、自分で働いたお金で買ってあげてたもんね~
ここに来て三ヶ月は、見習期間で厳しくされたし、だけど半年たって、当番一生懸命してるから、もう少しで、めったにもらえない賞もらえるんだよ^^
ナナ: よく頑張ったね^^
息子: 最初に一時施設に入る前に、担当の人から、ゆうやは敬語も使えるし遠軽の家庭学校に入校しなくても、地元で、やり直せるんじゃないか?とも言われたし
そして心理カウンセラーに頭脳が幼稚で小学校3年生レベル言われ家庭学校出て来ても、中学1年くらいでしょう。の言葉にムカツイた。
たかが軽いクイズごときでIQが低いとか、ホントにムカツイた
IQ低いと言われ、だけど大学卒業し、誰もがなれない立派な仕事に就いた人も事実いる
息子に何度も頭を撫で撫で
愛しくて、たまらない。
このこと私自身の母に言った。なんだかんだあっても、やっぱりあんた親だね^^
息子: 帰省出来る人の名前呼ばれるんだけど、俺の名前は呼ばれなかった。そして三ヶ月も手紙も途絶えた。
俺は許してもらってないんだ?見捨てられたんだと、寂しくて寂しくて、手紙も書いたのに返事はいし
ナナ: え~~手紙届いてないよ~それに、ゆうやを思い泣いてばかりの日々も沢山あったし、夢に母さん助けて~と出てきたこともあったし
誰一人とも、可愛くない子はいない!
私の子供のこと不良になった訳でもないし、失敗や好奇心は誰でもあるし、息子も娘もスレてなくて、いい子ばかり、苦労して育ててきた、母親の姿を、見てたんだし伝わっていたんだよ。と言ってくれる人がいて本当に嬉しいです。
息子と沢山会話をし、沢山一緒に居て、息子が、そろそろ、お風呂入らないとならないんで。。。
ナナ: そうだね~お母さん思い切って来てよかった^^
またチュ~~~して頭撫で、頑張ってね!手紙書くからね!元気でいるんだよ
はい
そして満足した私は戻った。
息子がくれた朗読を読み、涙した私
本来の自分
今の目に見える全ての物が、幻に思えてしまう。
自分が今ここに居る事すらも拒否したい程で夢なら覚めてくれという想いでいる。
今までの自分は何をやっても中途半端で、最後まで、やりとげた事もなく、何もかも自由と欲の想いのまま過ごし、自分の影を見失っていた。
今までの自分の存在は、どうだったんだろうか
余り目立たなく、いつも一人ぼっちで孤独で心から悩みを相談でき解り合ってくれる友達は居なかった。
よく俺達は親友だとか永遠不滅だの言葉を耳にする度に自分が情けなく恐れて探し周ってみるものの、辛い事があれば、自分の心に、もっと強くなるんだと言い聞かしながらも過ごしてきた。
時には、寂しくなり、ただの遊び仲間を探して、本当の自分じゃなく
似合わない嘘の偽りの姿で演じてきた。
相手に弱みを見せてしまえばそこまでだ、人間は、何の為に生きるのかと
だんだんと自分の世界へと閉じこもり何もかも無気力になり、やる気を失った。
何度も孤独と戦って、除じょに人を傷つける快感を覚えたり
奴に何が出来る。どうして精一杯やってるのに奴だけ良い想いをして、奴の価値観が、どうにも理解出来なかった。
奴は周りから尊敬され、いつも側には沢山の人達に囲まれ、生意気な笑顔達
そんな奴らを見る度に、怒りと悲しみが混ざり合う複雑な気持ちを受け入れるけど、自分を弱くさせていった。
だけど信じ続けた。いつかきっと解ってくれる人に出会える事を、願い続けた。
いつもなら、自分の気に入らない事や後ろめたい事があれば、直ぐに逃げ自由に行きたい場所へと歩いてゆけた。
あっちこっち飛び回れば自分を癒す物も揃っていたし
自分を素直に溶かしてゆけた。
大人達に、もまれながらの暮らしの中で、助けを求めても10代で悩みなんてあるのか!そんなもの大人が手だし口だしする必要あるかと、お決まり文句
確かにそうなのかなぁと思い自分の思ってる事や感じていること事人に話すことを拒むようになり
全ては自分だ、自分うを見方にしてやってきた。
今の家庭学校での自分は、どうだろうか
正直自由に暮らしてきた自分には今の生活は、とても息苦しく
まるで蝶の羽を、引きちぎられたかのように自由を奪われた。
今まで当たり前のように歩き周っていたにに、今じゃ自由に歩き周る事すら出来ないでいる。
どんなに家庭学校内の敷地が広くても縛りつけられている想いは変わらないと思うし
通院等で学校の門を出た時の忘れていた、あの懐かしい感覚
街に出ると何とも言えない新鮮さに目が、ついて行けなかった。
今までは何とも思わなかった事が、すごく大事に思い
街にある全ての物が初めて見たかのように珍しく思えた。
ただただ自由がほしいと願ってします。
今の家庭学校での暮らしの中
逃れる事が出来ず思い通りにいかない生活だけれど、自分の同年代の人達と共に生活する中で
今まで気付かされた事のない自分に驚いた事や人と協力して物事を、やる喜びや、時には、くだらない事に首を突っ込み馬鹿みたいに笑い合える喜び
同じ屋根の下で同じ飯を食べて同じ事を考える喜び
こういう当たり前なことが俺には欠けていたのだと思う
しかし今の家庭学校生活には楽な事だけではなく、集団生活の中だから、互いの意見が合わない事は当たり前だし
より大人達に気を使わなければならないだろう
この暮らしは俺にとっての試練な訳で、ここで自分を見つめ直す絶好の機会だと思うし
親に施設に送ると言われたけど、何も口ごたえしなかった。
むしろ親に感謝した。
チャラチャラした生活を送っていたのなら、一生、本当の自分に出会う事なく彷徨い続けて、駄目になっていっただろう。
愛する母の為、家族の為、自分の為、どんなに離れていても心は繋がっているから
そして、この家庭学校の先生方は、とても温かくて目を、つぶらず一人一人が向きあってくれて
困った事があれば直ぐに相談に乗って来てくれる
だから自分が凄く素直になっていく気がする。
人生の中で、たった一度失敗したと単純に思って、前向きに考え、もっと自分を大切にして
そして強く生きたい誰にも流されない、いや流されたくない
たった一度の人生だから無駄にはしたくない。
もう後悔を振り返っても悲しくなるだけで、何のちっぽけの意味もない。
だからこの先、何事にも前向きさが大事だと考えている。
今の家庭学校の生活は頑張るというよりも本来の自分を取り戻す為の生活だと俺は思っている。
手に入れたいものは、そう簡単に手につかめる訳じゃないだろう
直ぐに得られるものならば、それは一時の幸せだと思うし
辛さを乗り越え努力した先に見えるのは、そう簡単に崩れないものだと俺は信じてる。
だから俺は努力する。
どんなにこの先、指示する大人達が居ても
自分の描いてる夢は決して誰にも奪う権利はないと思う
この生活は誰の為じゃなく自分の為、だから考えて生活したい。
別に、たいして頭も良い訳じゃないだろう
勉強も出来る訳でもないし運動も得意とは思えない
だけど人間として、今出来る事を精一杯頑張りたい。
母が教えてくれた、笑う門には福来たる。
いつも楽しげな笑い声に満ちている家庭には自然と幸福が訪れる
だから俺は笑う。
笑って生活してみる。
そして最後に、まだ思っている事、感じ取っている事、全て伝えきれてない
今の自分には、まだ理解出来ない。
言葉では表現しにくく心の中で何かが彷徨い続けている。
それが見えてくるのは、まだ時間が必要だ
息子の想いは私の想い
人間不信、誰も信じられなくなっていた日々
怒鳴り暴れ
毎日怒り泣いていた。
でも、そんな私から決して逃げない。目をそらさない、去れ!ウザイ!逢いたくないエゴ!と言っても去らない。誰にも逢いたくない、一人になりたい日々が続いたし、ナナから学んだこと気がつかせてくれたこと、してくれたこと、優しい部分、沢山あると言ってくれ感謝している。
ありがとう。
人の優しさや
私は今、幸せです。沢山の人に理解されなくてもいい
理解と本物の心、愛を与えてくれる人が居ると言うことは本当に幸せなのです。
息子の辛さを乗り越え努力した先に見えるのは、そう簡単に崩れないものだと俺は思う
その通りかも。。。喜びと感動の涙が出てきた~
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